2006年国内活動報告
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2006年1月〜2006年12月

●浦安市国際交流協力フェステイバル(1月15日) 千葉支部
 恒例の「浦安市国際交流フェステイバル」が浦安市のショッパーズプラザ新浦安で開催されました。各NPOが活動の成果を市民に伝え、より一層の支援を獲得することを目的とするフェスタです。サパの千葉支部が出展し、ギニアでのサパの活動を市民の皆さんへご紹介すると共に、併設されたバザーでは多数の市民で大変賑わいました。

●ちば国際協力フェステイバル(1月22日)柏市
 今年2006年が第1回目になる「ちば国際協力フェステイバル」が千葉県柏市の"さわやか県民プラザ"で開催され、サパ本部が参加しました。フェステイバルでは3つの行事が行われました。サパは「出合のひろば」で"国際協力に取り組む団体"としてギニアでの活動の紹介とアクセサリー、人形、布などの販売を行いました。
 アフリカ関係団体は、サパが唯一の参加でしたので来場者に大変興味を持たれました。
ホールでは報告会が開かれ成田山新勝寺の橋本照稔管主の「国際交流のあり方〜信仰のまち国際空港都市成田の場合」など大変興味のある報告がありました。
又、会議室では誰でも参加できる「国際しゃべり場」で"環境の部屋""教育の部屋""地域ネットワークの部屋"が開かれ熱心に話し合いが行われました。

●浦安市立美浜南小学校ワークショップ(2月7日)
 浦安市立美浜南小学校で毎年恒例の6年生を対象とした「西アフリカを知るミニワークショップ」が開かれました。サパの西アフリカでの活動、主として熱帯林の再生と有機農法の普及を野澤事務局長がビデオの映像を通じて説明し、森の大切さを訴えました。

●ノーベル平和賞受賞者マータイさんのフォーラムに参加しました(2月21日)
 ノーベル平和賞受賞者でケニア環境副大臣のワンガリーマータイさんを招いたフォーラム「マータイさんと語るMOTTAINAIと自然保護」が日本経団連と毎日新聞社の共催により東京経団連会館で開催され、サパ事務局長の野澤眞次がパネラーとして参加しました。NGO、企業から各3名、計6名が各々団体の活動事例報告を行いました。
 サパからは「〜〜サパは、310年前に水もない不毛に近い地区を独特の手法で開墾し6〜10年で見事自立した「三富新田」(所沢市)の史実を活動のモデルとし、ギニアで苗木の育成から始める「森造り」に挑戦。植林6年目に涸れていた泉が50年振りに湧出し水田が復活し、村民達が始めて森の大切さを認識した経緯を説明した。この説明に対しマータイさんより「野澤さんの報告のように穴を堀り、木を植え水が戻ってきた。それこそが京都議定書を実行したことになる」とのコメントを頂きました。

●「日本中近東アフリカ婦人会」のメンバー13名がサパを訪問(3月14日)
 3月14日にサパをご支援頂いている「日本中近東アフリカ婦人会」の澤井敏子会長以下13名が、サパの事務局本部を往訪されました。サパのギニアでの活動を現場の映像でご紹介し農村での活動について深いご理解を頂きました。一昨年は新宿のサザンクロスで「アフリカンリズムフェスタ」に同一のブースで出展ご協力をいただき、更に、昨年の3月には「三富新田」見学に同会のご斡旋で在日マラウイ大使ご夫妻をご招待しました。また昨年の11月には、同会主催のチャリテーバザーに出展のお誘いを受け参加しました。

●サパ第8回理事会・第6回総会開催(3月26日)
 3月26日に新年度に向けてギニアと国内活動を審議する理事会、総会が事務局本部で開催されました。
主な審議事項
 ◆ 2005年度活動経過報告
 ◆ 2005年度決算予測説明
 ◆ 2006年度活動計画審議
 ◆ 野澤事務局長ギニア出張報告
 以上4項目につい審議及び報告され、いづれも了承、承認されました。

●秦野市民祭りに参加(5月5日)秦野支部
 こどもの日の神奈川県秦野市の行事の一つとして、水無川河畔で「手作り広場」が開催されました。5時半に起きて、夫、娘、友人2名の手伝いに加えて、事務局長、その夫人が浦安からはるばる参加して下さいました。いいお天気でしたが、風が猛烈に強く多くの鯉のぼりが思い切り膨らんで泳いでいました。活動パネルも下げるとぶらぶらして危ないので2枚だけ掛けました。秦野では、なかなか活動にまで興味を持つ人は少ないので、展示パネルもむなしい思いにいるのではと思っていましたが、出展3年目にもなると友人知人が多くブースに立ち寄って頂き大いに励みになっています。(高橋ユミ理事長)

●アフリカンフェスタ 日比谷公園(5月20日、21日)
 春の恒例の大イベント「アフリカン・フェスタ2006」が5月20日、21日の土、日曜日に日比谷公園で開催されました。今年は「アフリカを丸ごと体感する2日間」というサブタイトルがつき、私達サパが出展するNGOコーナー、アフリカ大使館コーナーやアフリカン・フードコーナー等でテントを張り参加者にアピールしました。
 又、アフリカを肌で感じることのできる楽しい体験としてジェンベドラムやダンスのワークショップ、親子で参加するワークショップが開かれました。
 サパのブースでは、写真パネルによるギニアでの活動説明と西アフリカの文化を紹介した楽器、染物類等の展示及び、関連の物品即売が行われました。

●日経連自然保護協議会企画部会メンバーが三富新田を見学(5月23日)
 埼玉県所沢市の「三富新田」は、サパがギニアで実践している熱帯林再生活動のモデルとなった所です。埼玉県川越農林振興センターのご斡旋により、見学視察が実現しました。今回は日本経団連自然保護協議会のメンバー17名をご案内しました。また、循環型農業を実践している森田隆雄氏の堆肥場、畑、平地林の視察もあわせ行い、参加者全員にサパの活動へのご理解を得ることができました。

●「農薬蚊帳」のアフリカにおける配布反対活動の輪が広がっています
バラフォン13号でお知らせしましたように日本政府は、ODA資金でアフリカでのマラリア予防のため発ガンが疑われている殺虫剤を練りこんだ農薬蚊帳の生産、配布を支援しています。外務省は平成17年度に251万帳をアフリカに配布したと言っています。この配布にはWHO、ユニセフが協力しています。その後この問題が参議院のODA特別委員会で採り上げられました。また、JANIC (国際協力NGOセンター)でも検討委員会が設置されました。

■政府開発援助等に関する特別委員会で谷合代議士の質疑応答から抜粋(5月31日)
「……そういった殺虫剤が付いている蚊帳の中でずっと暮していくというのは、これは本当に乳児だとか妊婦にとって安全なのかといった素朴な疑問がございます。もし私がアフリカに赴任するのであれば、子供にはまだちょっと怖くて使えないという思いがあるわけですが。」

■農薬蚊帳の討議が「国際協力NGOセンター」で行われました(4月11日)
 JANICの役員会が4月11日に開かれその中で「農薬蚊帳」配布反対に関する議事が討議されました。「農薬蚊帳配布反対」の推進提案者として元アジア学院校長の田坂氏とサパの野澤事務局長が提案内容の説明を行いました。その結果データー収集から始める検討委員会が設置され活動が開始されました。

●アジア&アフリカ布フェアー(6月4日)六本木 ホテルアイビス
 アジアとアフリカの伝統文化のひとつである「布」をテーマにしたこのイベントは、今年で5回目を迎えました。各地域で活動中のNGOなどの団体が出展し、現地の自然や独特の文化を伝える布や民芸品が数多く紹介されました。サパは西アフリカ伝統の泥染め、ローケツ染め、民族衣装などを中心に展示販売するとともに写真パネルで現地の活動を紹介し来場者の関心を集めました。

●サパ定期理事会・総会開催(6月25日) サパ事務局本部
定期理事会・総会が6月25日(日曜日)にサパの事務局本部で開催され2005年度決算が承認されました。
主な審議内容
 ◆2005年度事業報告………………承認
 ◆2005年度決算……………………承認
上記総会で事業報告、決算が承認されたことを受け、東京都庁へ書式に従い「事業報告書、財産目録、貸借対照表、収支計算書、役員名簿、正会員名簿」を提出しました。

●えいむスクエアイベント「アフリカ展」に参加(7月29日〜8月15日)北九州市
 北九州市小倉南区において7月29日から8月15日まで「えいむスクエアアフリカ展」が開催されました。会場はアフリカの民族楽器、民族衣装の展示やアフリカンミュージック、アフリカクイズラリーなどが開かれ、サパは「西アフリカの今」として、写真パネル、泥染や民芸品の展示を行い西アフリカでの活動を紹介しました。
 サパからは野澤事務局長が参加し、西アフリカでの「貧困解消」活動をアピールしました。このイベントは地元の会社「フロムワン」が企画参加しサパが展示物提供で協力しました。

●グローバルフェスタ 日比谷公園(9月30日、10月1日)
 昨年から名称も新しくなった「グローバルフェスタ JAPAN 2006 」が日比谷公園で9月30日と10月1日の二日間開かれました。今年のテーマは"「食」から考える・地球しあわせ計画"でした。サパのブースは、この「食」に関するパネルを新しく2枚作りギニアの「食」事情の解説を行いました。セミナーステージで「森造りと土作りは貧困解消の切り札である」をタイトルに野澤事務局長が講師として1時間のセミナーを行い満員の聴衆から共感の拍手を頂きました。メインステージでは鉄道日本一周の関口智裕さんのトークショーなど多彩な催物があり終日賑わいました。

●ギニアの農村家庭の生活実態について(取材・江刺和広)
 サパが活動していますギニア共和国は、1958年にフランスから独立して共和制となり、ソ連圏同盟に加盟したため現在も法律の多くは旧ソ連の流れになっています。
 通貨も西アフリカの多くの国が使用しているシェーファーフランでなく、ギニアのみ通用するギニアフランです。そのためフランスの手が届いていません。ギニアフラン価値の下落は激しくここ10年で対円、米ドル5分の1になっています。
 国の大きさは日本の本州とほぼ同じで、人口は800万人位です。首都はコナクリでサパの活動地は、そのコナクリから北東130キロメートル離れたモロタ村と北西120キロメートル離れたサナワリア村です。サパが新しく活動しているウオレア村とドウンバヤ村はサナワリア村の近くに位置します。
 今回はモロタ村のシンバラヤ地区に住むファシネ・カマラさんに家庭の様子を取材しました。ギニアの民族はマリンケ35%、フーラ30%、スス17%とその他ですが、彼はスス族でギニアの公用語はフランス語ですが、スス語のみ話します。ギニア人の宗教はイスラム教87%、伝統宗教9%、キリスト教4%で、彼の宗教は当然イスラム教です。職業は農業で、出稼ぎはしていません。農作物は米とナス、きゅうり、唐辛子、などの蔬菜で1haほど(1ha=100m ×100m約1町)の畑で頑張っています。家畜はにわとり若干匹とヤギ6頭を飼っています。彼の家庭は村の中では裕福な方に属するようです。家族はなんと妻2人、子供6人だそうです。ほぼ自給自足のための農業で、農作物を売っても服や薬を買う程度のお金を得るのだそうです。家は茅葺で土の小屋カーズです。電気、ガス、水道などのインフラは全く無く、日の出と共に働き夜になったら寝るという生活です。
 生活用水は溜池から日に3〜4回計100リットルほど汲んで使用します。食事は朝、晩の2回で朝はマニョク(キャサバ、マンジョカ)や芋を食べ、夜は米にヤシ油をベースにしたソースをかけて食べます。炊事は外で鍋を石の間にのせて薪の燃料で料理します。かなりの時間をかけてソースを奥さんが作るようですが、かまどは使っていません。
 トイレは汲み取り式や流し式でなく穴掘り埋め込み式です。2年ほど使用可能とか、いっぱいになったら新しく次のトイレを作って使用します。
 電池式のラジオを持っている家庭もあるようですが、彼は持っていないので情報は友人に聞くと言っています。生活に必要な物品や食糧は週1回土曜日にシンバラヤから10kmほどのところのキンデア市から商人が来て市が立つので、そこで手に入れます。週に1回、しかも10kmも離れているので購入品を運ぶのが大変です。
 自給自足がベースですが主食の米の不作の年は現金で買わなくてはならず、最近は米価も上がり生活は苦しくなっているようです。サパが支援している農村は現金収入が少ないので、カシュウナッツやマンゴーの販売が順調に進めばいいなと思います。

●人気のサパ2007年版カレンダーが刊行されました(10月7日)
 13集目を迎えるサパ2007年版カレンダーがお目見えしました。掲載写真は、第1集から写真家の飯塚明夫氏の継続提供です。写真の舞台は、氏が頻繁に訪れたマリ、ニジェール、コートジボアール、ガーナーの4ケ国です。
 圧巻は、マリの少数民族ドゴンのお祭り光景で治安が安定していることも手伝い、最近観光客の往来が絶えません。文化の紹介欄は、ガーナー国のコーラの果実です。
実を噛んだときの清涼感と覚醒作用が、暑さと疲労を癒してくれるため住民に人気があります。今年は珍しく10月末に残り少なくなりましたのでお早めにお求めください。

●サパの写真集が出版されました(7月1日)
 写真家「飯塚明夫」氏が1990年頃から西アフリカの交易をテーマーに撮影した多くの写真の中から、人達の暮らし振りと伝統文化に関する写真を選び1995年初めてのカレンダーを刊行しました。その後2007年版で13年目を迎えますが、この度最初10年分の写真を編集し「サパ西アフリカ写真集」を出版しました。これを機に西アフリカに住む人達への一層のご理解とご支援を深めて頂くことを期待します。価格は税込みで6,300円としました。



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