■植栽後の保育作業(2)
◆選伐作業(バランスのとれた育林のため)
モロタ村ラミホレ地域で「選伐作業」が2003年7月に開始された。「選伐作業」は、過密の緩和と有用樹の選択育成を行うための作業で、高度な技術が求められるところから、ギニア、日本、欧米の専門家に地元モロタ村の長老達を加えた委員会を設置し、今後の長期の作業に対応していく方針である。いずれにしても5年目に「選伐作業」に着手できたことは、熱帯林再生活動の最初の重要な関門を通過したことを意味すると共に、再生活動本番作業のスタートラインに立ったと言える。
選伐作業の目的は、各樹種が密生することで風通しが悪くなり、病害虫の発生による稚樹のダメージを防止することである。又、同じ樹種が競合して生長している場合、優勢木を残し他は伐採する。
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選伐の様子1
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選伐の様子2
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| 選伐作業が終了した林分 |
焼き畑跡地が一変。森らしくなった林分 |
■森造りの成果(村民達は植栽7年目に森の恩恵を認識し始めた)
住民の生活に不可欠な薪の採取が、選伐活動を開始して始めて実現した。選伐地区で生じる選伐木である。今後炭生産も期待できる。
「森造り」が村民達にもたらした最大の成果は、50年振りに山麓の涸れた泉から水が湧出し、乾季での水田が復活したことである。森の機能が回復し始め、村民達に笑顔が増えてきた。
約50年振りに水が湧出し稲作が一部再開すると共に、野菜栽培地も増えサパは乾季対応の栽培技術指導を行った。種子は以前マリで成功した品種である。
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シンバラヤ地区で選伐木からの薪採取
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カシュナッツのアップル部分を食し、空腹を癒すモロタ村の子供達
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カシュナッツ果実上部のアップル部分
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復活した水田
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| 栽培指導する野澤眞次事務局長(ブルーシャツ) |
栽培指導する野澤眞次事務局長(ブルーシャツ)2 |
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