ギニアにおける活動報告
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◆ボカシ肥の生産工程について
1. 西アフリカに自生しているアブラ椰子の果実からの搾油滓が、ボカシ肥の主要原料である。
2. 他の原料は、地域住民の主食となっている米の精米時発生する糠(ぬか)と、食した動物(鶏、羊、牛)の粉砕骨と山土(粘土質)である。

アブラ椰子の果実の搾り滓と米糠及び動物の骨粉を混ぜ散水すると発酵が始まる 完成したボカシ肥


3. 上記の材料を混ぜ合わせ散水し、均一に水分が分布するように更に混ぜる。散水した原料を小山状に積み上げ、乾燥を防ぐためビニール又は、濡らしたシートを被せる。
4. 24時間後に小山状の原料内部に温度計を差込み内部の温度を測定する。50℃前後であれば発酵が順調に進行している証拠である。
5. 発酵が進行していることを確認後、直ちに切り返しを行い、小山の内部と温度が低い外部とを入れ替え温度分布が均一化するように混合する。再びビニール又は、濡らしたシートを被せる。
6. 上記5の作業を3〜5日間繰り返し行う。この間、内部の温度が50℃以上を保持するよう注意する。この後、生産過程の小山と同量の山土(粘土質)を混入し再び3日間発酵を継続させる。
7. 生産初期の硬い繊維であったアブラ椰子果実の搾り滓は、発酵で細かく粉砕された状態に変化し窒素、燐酸,加里及び、これらの成分以外の有効成分共々溶出されたボカシ肥の誕生である。


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