ギニアにおける活動報告
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●有機肥料生産技術研修センターが設立された

■研修センター設立の要旨

 サパは、ギニアの農業の再生を願って日本の伝統有機肥料である「堆肥とボカシ肥」の生産と農作物への施用技術を習得する「有機肥料生産技術研修センター」を2002年4月にギニア西部に位置するドウブリカ県タネネ郡サナワリア村に建設した。アフリカで始めてのことである。

■サナワリア村研修センターの施設について

施設については、遠方からの研修生を受け入れるための宿舎を含め下記の施設で構成されている。
1. 宿舎・講義室(100u):2名用宿泊部屋5室
2. 有機肥料生産研修小屋:2棟(15u×2棟)
3. 農機具収容倉庫:1棟(30u)
4. 栽培試験農場:2,000u

アフリカで始めて建設されたセンター

1室2名が宿泊できる部屋が5室ある

「ボカシ肥」の生産研修中の研修生達

女性も参加し「堆肥」を試作研修

有機肥料生産技術研修センター」で有機肥料について学習中の研修生達と村民達 学習風景2


●国際連合FAOと活動(テレフードマイクロプロジェクト)協力がスタート

■FAOとの活動協力提携の経緯について

 2002年11月1日、FAO主催のシンポジュウム「世界の飢餓を克服するために」が有楽町のよみうりホールで開催され、サパから事務局長がパネラーとして参加、サパがギニアで展開中の「有機肥料生産技術研修センター」の成果が紹介された。このことがNHKの番組で全国に放映されたのが活動提携の切っ掛けとなった。
 具体的な「テレフードマイクロプロジェクト」活動とは、その地の小学校を核に菜園を設置し、児童、村民と、FAOギニア、及びサパの三者が委員会を結成、菜園で稲、野菜等の栽培を共同で実施しその地域農業の振興に寄与することを目的としている。菜園場所は、地元マデイナ集落が提供し、マデイナ小学校の菜園として児童の父兄達がボランテイアで開墾造成した。サパの役割は、有機農業技術を提供することで2004年4月に稲の栽培からFAOとの提携活動が始動した。

「学校菜園」を造成している父兄達

児童も参加して野菜栽培が行われた

開墾され播種された畑に総出で潅水する児童達

井戸からホースで給水。この菜園に潅水用の井戸(手掘り)が2基設置されている。


 マデイナ小学校の児童達の昼食はない。この集落での夕食は、ある程度の量を作り、翌日の朝食は、前日の夕食の残りがあてがわれる。1日1食半である。米の収穫が近づくと蓄えが減少し、状況はより深刻化する。国連のFAOはこれら現状の打開を図るべく「テレフードマイクロプロジェクト」を世界の発展途上国1000の小学校で推進している。不足している食糧の増産が最終目的である。

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