
最近オシャレなカフェが多くなってきた沖縄、見た目だけオシャレなだけじゃなくしっかりコーヒーが美味しいと思いませんか?そんな美味しい沖縄のコーヒーの秘密に迫ってみました!その秘密がこだわりの老舗コーヒー豆専門店と、地域に密着し沖縄独自の焙煎方法だったのです。今回はその沖縄の美味しいコーヒーを紹介したいと思います。
老舗コーヒー豆専門店、ヨシモトコーヒー
沖縄中部の沖縄市知花にあるのが、老舗コーヒー豆専門店「ヨシモトコーヒー」です。昭和61年創業のヨシモトコーヒーは沖縄のコーヒーのパイオニア的存在で、沖縄県内のカフェはもちろんオフィスなど色々な所に美味しいコーヒー豆を卸しています。
沖縄のカフェ巡りが好きな方は、1度や2度は知らずにこのヨシモトコーヒーを飲んでいると思います。私も毎日コーヒーを飲むのですが、もちろんヨシモトコーヒーを飲んでいます。知花本社には併設されたコーヒー豆焙煎工場があるので、購入したコーヒー豆をすぐそこで煎りたて挽きたての豆をお持ち帰りできるのが嬉しいですね。
ヨシモトコーヒーとケーキしかないこだわり店も
沖縄市八重島にあるお店「コーヒーハウス 響」は、ジャズか聞ける素敵なおじ様の隠れ家的カフェです。ご主人自慢でこだわりの海外製スピーカーを目当てにくるお客さんも多いのですが、メニューにはヨシモトコーヒーの「コザブレンド」とパウンドケーキのセット¥400だけです。メニューにもご主人のこだわりが感じられますね。
豆の種類も豊富
1番人気は「コーヒーハウス 響」でも使われているコザブレンド。そして、オリジナルブレンド、ブラジル、とこの3種類が特に人気があります。他にもブルーマウンテン、モカ、コロンビア、グァテマラ、トラジャとお馴染みから聞いた事のない豆まで種類も豊富なのでアナタのお気に入りの豆を見つけてみてはいかがでしょうか?
沖縄のサンゴを育てる35コーヒー
皆大好きな沖縄の綺麗な海も、近年の地球温暖化でサンゴの白化が多くなってきています。この35コーヒーは売上の3.5%をサンゴ再生プロジェクトに活用しているのです。この10年で沖縄のサンゴが1/10に減少しているのをご存じでしたか?35コーヒーではベビーサンゴの養殖をして、しっかりとその経過を確認しながら海の生態系に馴染むまでの活動をしています。
死んだサンゴを再び活かす驚きの発想
コーヒーの味もちろん美味しくて、その理由にコーヒー豆の焙煎に秘密がありました。沖縄の死んでしまったサンゴを沖縄県の許可を得て専門業者から買い取り、そのサンゴを200度以上まで温めてコーヒー生豆を石焼焙煎に近い焙煎の仕方が美味しい秘密となっています。
コーヒー豆本来のスッキリしたクリアな味わいが凄く美味しいと思いました。それに沖縄のサンゴは漁業法により県外へ持ち出しが禁止されているので、サンゴ焙煎したコーヒーは沖縄でしか作れない唯一のオリジナルコーヒーが「35コーヒー」です。
35コーヒーは意外な読み方!?
35コーヒーは実はサンゴコーヒーじゃなくて、読み方は「スリーファイブコーヒー」です。私はサンゴって思っていました(笑)35コーヒーが飲めるショップは沖縄では名護のOKINAWAフルーツらんど店、ガンガラーの谷 ケイブカフェ店、那覇空港駅店と沖縄県内に点在し、店舗も拡大していますのでアナタのお近くのショップに行ってみてはどうでしょうか?
沖縄の美味しいコーヒーを紹介させて頂きましたがどうでしたか?オシャレなカフェに注目が集まりますが、そのウラでは老舗ならではの沖縄でしか出せない「味」がしっかりあるのです。