
沖縄への修学旅行は日焼けと熱中症対策が大切です。12ヶ月のうちおよそ2/3が夏ですから、春・秋の修学旅行でも真夏の状態を想定しておかないと大変!修学旅行の荷物に加えて欲しいおすすめアイテム5つを紹介します。
日焼け止めクリームは沖縄修学旅行の必須アイテム
子どもでも一人で簡単に出来る日焼け対策といえば、日焼け止めクリームがあります。沖縄では4~5月であっても、真夏のような日差しが降り注ぎます。
特に修学旅行では日差しが強い中での移動が多く、強い紫外線に慣れていない本州の子ども達なら1時間外を歩くだけで日焼けします。
だから沖縄では、日焼けが気になるなら子供でも1年中日焼け止めクリームを使うのが基本です。
でも子どもの場合、塗った後に肌がベタベタしたり伸びが悪い日焼け止めクリームだといくら親が言ったとしても塗るのを嫌がります。
もちろん日焼け止めクリームを嫌がる子供たちの気持ちも分かります。でも日焼けがひどくなると、やけどのような状態になってしまうことがあります。
さらに症状がひどくなると、救急病院で処置をしてもらわなければいけなくなることもあります。
だからこそ沖縄への修学旅行では、どのシーズンであっても必ず日焼け対策をしっかりとしておくことが大切です。
嫌がらずに付けてもらうためにも、子どもに合った日焼け止めクリームを見つけてあげてくださいね。
熱中症予防にはスポーツドリンクではなく経口補水液を勧めるべき!
沖縄の修学旅行では、屋内と屋外での温度が非常に激しいです。なにしろ沖縄出身の子どもたちでさえ、屋外に立っているだけで大量の汗をかきます。
そのため出来るだけ快適に過ごすことが出来るように、移動用のバスや食事会場などではクーラーは最強に設定されています。
この屋内と屋外の温度差も、小さな子どもの体には負担がかかります。
熱中症対策に良いといわれるのが、塩分を含むスポーツドリンクです。
でも大量の汗をかいてしまう沖縄の修学旅行では、スポーツドリンクだけでは熱中症対策としては不安があります。そこでおすすめしたいのが、経口補水液です。
沖縄県内のコンビニでは、ほとんどの店舗で経口補水液を販売しています。
一般的には500mlのペットボトルで200円前後とちょっと高めなのですが、その分スポーツドリンクよりも確実に熱中症対策としての効果があります。
さすがに荷物として経口補水液を持たせるわけにはいきませんが、修学旅行では買い物などでコンビニに立ち寄ることは基本的にOKです。
ですから修学旅行の移動中や買い物の時などで喉が渇いたと感じたら、スポーツドリンクではなく経口補水液を購入するようにあらかじめ子どもに話をしておくといいですよ。
首筋をカバーする帽子が日焼け対策に役立つ
修学旅行のしおりでも、必ず持たせるべき荷物の中に「帽子」と書かれていると思います。
強い沖縄の日差しから頭を守るためにも、帽子は欠かせません。でも本当に大切なことは「首の後ろ側まで日焼け対策が出来る帽子なのか」ということなのです。
何しろ国際通り散策をしているわずか1時間の間でも、日焼け対策をしていないと肌が真っ赤になってしまいます。
もちろん日焼け止めクリームを塗るという対策は効果的なのですが、忘れがちなのが首の後ろ側です。
そのためキャップ帽であっても、出来ることならば首筋をカバーするタイプのものを選ぶのが一番です。
ただオシャレが気になる年齢の子どもたちですから、見た目が悪いと嫌がることも多いはずです。
そんな時は、「フェイスタオルを首に巻いておく」という裏技があります。これなら汗を拭くのにも便利ですしわざわざ首筋をカバーする帽子を準備する必要もありません。
でも首筋までカバーできるタイプのキャップ帽には、首筋をカバーする部分(フラップ)の取り外しが出来るものもあります。
沖縄の修学旅行のために新しく帽子を購入するのであれば、フラップ取り外しタイプの帽子を選んであげるのがおすすめですよ。
塩分チャージは熱中症対策に役立つ!

大量の汗をかく沖縄の修学旅行では、汗とともに塩分も体の外にどんどん出て行ってしまいます。
水やお茶で水分を補給したとしても、それだけでは大量の汗で失われた塩分を補うことはできません。
そんな時におやつ代わりとして持たせておきたいのが、塩分チャージです。
塩分チャージにはいろいろなタイプのものがありますが、修学旅行でおすすめしたいのは個別包装されたタブレッツタイプのものです。
ラムネのようなものですので、塩飴のように溶けてしまう心配がありません。
しかも移動用のカバンやリュックサックに2~3個入れておくだけでも、熱中症対策としてかなりの効果が期待できます。
学校によっては持たせても良い荷物に制限がある場合もありますが、その場合でも「熱中症対策として持たせても良いか」一度担任の先生と相談してみてはいかが?
塩分チャージは、1袋全部持たせたとしても特に荷物になるようなものでもありません。
それに修学旅行では、子どもの体調管理が何よりも大切です。せっかくの修学旅行なのですから、子供たちが元気に旅行を楽しめるように熱中症対策として効果が高い塩分チャージをぜひ準備してあげてくださいね。
水筒は出来るだけ容量が多いものを持たせる!
修学旅行の場合は、必ず持たせる持ち物の中に「水筒」がありますよね?
修学旅行では他にも着替えや私服、パジャマなど持たせなければいけない荷物がたくさんあるので、少しでも荷物を少なくするために小さめの水筒を準備する親御さんも多いです。
でも暑さが厳しい沖縄では、こまめに水分を補給しないと熱中症になってしまう可能性があります。
もちろん沖縄の子ども達も、学校に水筒をもって登校します。そしてほとんどの子どもたちが、「子どもにしてはちょっと大きいかな?」と思うサイズの水筒を持たされています。
つまり沖縄では、「本当にこまめに水分を補給しておかないとダメ!」ということなのです。
特に小・中学生の修学旅行では、コンビニへの買い物が禁止されていることもあります。
そのため移動中の水分補給は、宿泊施設が補充してくれた水筒の水・お茶のみということもよくあります。
もしも修学旅行のために水筒を購入するのであれば「普段遣いにするにはちょっと大きいかな?」と思ったとしても、出来るだけ容量の大きい水筒を選ぶのがおすすめ!
とにかく沖縄の修学旅行では、こまめな水分補給が暑さ対策に欠かせないのです。