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沖縄では、大相撲よりも沖縄角力が人気

投稿日:2018年2月5日 更新日:

沖縄角力

なんだかんだと注目を集めている大相撲。でも、世間の注目がなくても、地元で絶大な人気を誇っているのが、沖縄相撲。ルールも魅力も大相撲とは違うのに、地元では超人気!そんな沖縄相撲の魅力を紹介します!

そもそも沖縄相撲はまわしをつけない

沖縄相撲は、正式には「沖縄角力」と書きます。沖縄の方言では、「シマ」と呼ばれている沖縄角力は、見た目だけでも違います。大相撲の力士は、まわしを締めて相撲を取りますが、沖縄角力では角力着をつけ、紅白の帯と鉢巻を締めるのが正式。角力着というのも、いわゆる柔道着のことで、一見すると、柔道をしている人とほぼ同じです。

「はっけよいのこった!」がない沖縄角力

大相撲の場合は、両者が所定の場所に構える立ち合いから始まりますが、沖縄角力では、立ち合いがありません。沖縄角力では、最初から右四つに組んだ状態で始めます。これだけでも、大相撲とはだいぶ違いますよね?

技もすべて沖縄方言

沖縄相撲は、「すもう」といいますが、「相撲」ではありません。見た目や勝負のスタートの違いだけでなく、技にも違いがあります。イメージとしては、柔道とレスリングが融合したものという感じです。

もちろん、技の名前にも、沖縄の方言が使われています。技の種類は多いのですが、今回は、基本の技と見応えのある技をいくつか紹介してみます。

ぬるがき(すすはらやー)
足払いのことです。沖縄角力の基本技です。
ふかめーがき
ふかめーがきは、「くしめーがき」と呼ぶこともあります。いわゆる、外掛けのことです。
ふかぬし
ふかぬしは、「ひちぬし」と呼ぶこともあります。これは、腰投げのことです。
うちめーがき
小内がりのことです。沖縄角力では、大内がりのことも、「うちめーがき」と呼びます。
ひじゃいぬし
「ひじゃい」とは、沖縄方言で「左」の意味。この技は、左やぐら投げのことを言います。右やぐら投げの場合は、「にじりぬし」といいます。
うーいたみやー
うーいたみやーは、「くんたみやー」と呼ぶこともあります。引きながら状態で相手を押し倒す技です。
だちうとし
相手を高く抱き上げた後に、素早く撃ち落とす技です。見ごたえのある技なので、人気があります。
にんじゃーぐわぁー
横捨て身投げのことなのです。この技は、自らの体も横に倒れる捨て身の戦法なので、観客サイドとしては、大盛り上がりします。

沖縄角力の勝負判定は、「勝ち」か「勝負なし」

沖縄角力の試合は、5分間3本勝負で勝敗を決めます。勝負判定は、「1本」または「勝負なし」の2つしかなく、この点が柔道との違いになります。ちなみに、勝負の判断は、相手の背中または両肩が地面についた時点で「1本」となります。

ただし、土俵の外に出た場合や、手が地面についた場合は勝負なしと判断されるため、大相撲のような「押し出し」などは存在しません。あくまでも、土俵の中で勝負をつけなければならないのが、沖縄角力の特徴です。

那覇では年に2階奉納大角力大会が行われる

沖縄角力大会は、県内各所で行われていますが、中でも有名なのが、5月に行われる「牧志ウガン奉納大角力大会」「なんみん祭奉納沖縄角力」です。このふたつは、沖縄角力の中でも歴史と伝統のある大会。毎年多くの見物客が訪れ、盛り上がりを見せます。

牧志ウガン奉納大角力大会

毎年5月の第4日曜日に行われる、国際通りで見ることが出来る沖縄角力大会です。そもそも、沖縄角力は奉納角力であり、大会が行われる牧志公園には、地元の人々の祈りの場所である牧志ウガンがあります。

牧志ウガンは、そもそも琉球王朝時代、当方の拝み所の中心となった場所。そんな聖なる場所での角力ですから、角力とはいえ、沖縄角力はあくまでも奉納が目的。たくさんの観客たちも、そのことを良く知っているからこそ、現代まで大切に受け継がれてきたのです。

なんみん祭奉納沖縄角力

牧志ウガン奉納大角力大会と並び、歴史的に古いのが、波の上宮近くの旭ヶ丘公園で行われる「なんみん祭奉納沖縄角力」です。なんみん祭は、波の上宮の奉納神事を含め、様々なイベントが行われる大きな祭りです。なかでも、奉納沖縄角力は、祭り2日目の注目イベントです。

沖縄角力の見所とは?

沖縄角力の見所といえば、なんといってもスピーディーさにあります。制限時間が5分以内と決められているうえに、3本勝負となっているため、技を繰り出すタイミングも、思った以上に速い!さらに、勝負をつけるためには、相手を土俵の中で倒さなければいけないため、大相撲とはまた違った迫力があります。

さらに、沖縄角力を初めてみるという人であっても、勝敗が一目でわかるというのも、老若男女から人気がある理由といえるでしょう。

-沖縄を知る


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