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南国沖縄で四季を感じさせてくれる物・風景・食べ物たち

投稿日:2021年4月5日 更新日:

コンドイビーチ

一年を通して温暖な気候が続く沖縄では、本土のようにはっきりとした四季がありません。はっきり言えば「オールシーズン夏」。そんな沖縄では気温ではなく、物・風景・食べ物を通して四季を感じます。

冬の終わりを告げる桜

沖縄の桜は、本土で見られる一般的な桜とは一味違います。花の色は濃く、知らずに目にしていると「あれ?梅の花?」と思ったりもします。でもこれが沖縄の桜です。

桜というと春のイメージがあるかもしれませんが、沖縄では冬の風物詩です。しかも桜前線も本土とは違い、北から南に向かって下がっていきます。ですから日本で一番早い桜祭りが行われるのも、沖縄本島北部です。

ちなみに沖縄で最も早い桜祭りが行われる本島北部地区では、1月中旬から下旬にかけて見頃を迎えます。国際通りや首里城がある南部エリアでは、北部よりも半月ほど遅れて見頃を迎えるので2月上旬ごろになります。

3月になると季節は一気に夏に向かっていくので、桜の便りを聞くと「ああ、もうすぐ冬が終わってしまうのだな」と思います。これって沖縄県民の間ではあるあるネタです。

お墓にブルーシート

旧暦の3月は、沖縄では清明(シーミー)が行われます。旧暦の3月というと新暦の5月ごろのこと。この時期になると親族一同がブルーシートと大量のお供え物をもって墓に訪れ、ご先祖様に手を合わせた後墓の前でごちそうを食べます。

ちなみにブルーシートは、座るためだけに使うものではありません。この時期の沖縄はすでに夏の日差しが照り付けているので、日よけとして屋根代わりにも使います。それが墓の至る所で見られるので、墓が集まるあたりにはブルーシートの屋根がたくさんできます。

ネット上では「お墓でピクニック」という表現も見られますが、シーミーは地元ではどちらかというとピクニックではなく「お墓で宴会」。さすがに屋外での宴会なので、ハンドルキーパーをだれが引き受けるのかで家族内で若干もめることもあります。

どちらにしてもこの時期になると沖縄全域で見られる風景なので、お墓にブルーシートがある風景も季節を感じる風景といえます。

ハーリー(ハーレー)

ハーリーとは沖縄の伝統的な船の競争のことです。もともとは神事として行われていたものですが、今では沖縄を代表するイベントとしても有名になっています。

なかでも那覇市で行われる「那覇ハーリー」と糸満市で行われる「糸満ハーレー(糸満地域ではハーリーをハーレーといいます)」は有名です。

那覇ハーリーが行われるのは、ゴールデンウィーク中。つまり5月初旬です。那覇ハーリーが終わると、沖縄は梅雨シーズンに突入します。

そして糸満ハーレーは那覇ハーリーから約1か月遅れで行われます。糸満では海の神様を大事にしているので、豊作を祈願するハーレーは旧暦で行われるのが昔ながらの風習です。そんな糸満ハーレーが行われるがちょうど梅雨明けの頃。これが終わると沖縄は本格的な夏を迎えます。

そのため沖縄では昔から「ハーリーの鐘が鳴ったら梅雨入り」「ハーレーの鐘が鳴ったら梅雨明け」といいます。ですから沖縄ではハーリー(またはハーレー)はこの季節の風物詩ともいわれています。

エイサー

夏を感じさせるものといえば「エイサー」があります。お盆に行われる伝統的な踊りで、地域ごとに踊り方や雰囲気が違うのも特徴です。

エイサーはお盆のためにやってくるご先祖様をもてなすために行われるので、盆の期間中は街の至る所でエイサーの音が聞こえます。もちろんエイサーで踊る青年たちが本番に向けて練習する風景も、お盆の季節を感じる風景です。

綱引

沖縄では綱引も昔から伝わる神事です。地域によって行われる時期にやや違いがありますが、夏から秋にかけて行われるのが一般的です。豊作を占う大事な神事が綱引なので、地元単位で行われます。もちろん綱を引く側も応援する側も相当熱くなります。

沖縄では年中行事を通して季節を感じることが多い

一年のほとんどが夏という沖縄なので、景色や気温などで季節を感じることはあまりありません。でも地元に住んでいると、昔から伝わる年中行事を通して四季を感じます。

もちろん一番沖縄らしい風景・景色が見られるのも、こうした昔ながらの伝統行事の時です。もしもあなたが「今度、沖縄にいつ旅行に行こう?」と悩んでいるのであれば、沖縄の伝統行事のスケジュールに合わせて計画を立てるのもおすすめですよ。

-沖縄を知る

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