
沖縄の梅雨シーズンは、本州よりもひと月ほど早く始まります。高温多湿なので対策をしっかりとしておかないと、沖縄の梅雨は気合だけでは乗り切れません。そこで沖縄の梅雨を快適に過ごす知恵を紹介します!
沖縄の梅雨シーズンは除湿が肝心!
沖縄は亜熱帯地方に属しているため、一年を通して湿度が高いです。
そんな沖縄の梅雨シーズンは、とにかく湿気がスゴイ!さらに天気が悪いために洗濯物も外に干せませんから、必然的に室内星干しの回数が増えさらに湿度がアップします。
だからこそ沖縄の梅雨シーズンを快適に乗り切るためには、湿度をいかに減らすかが快適に梅雨シーズンを乗り切るための大切なポイントなのです。
コンクリート住宅が多い沖縄は壁のクロスもカビが発生する!
沖縄は本州と比べてコンクリート住宅が多いです。
これは沖縄に木造住宅の材料となるスギやヒノキが少ないことや、頻繁に台風の被害を受ける地域にあることなどが関係しているといわれています。そのためマンションやアパートなどの集合住宅に限らず、一般の戸建住宅でもコンクリートを使うことが多いです。
コンクリートは確かに台風などの災害に強いのですが、湿気に弱い欠点もあります。
気を抜くと天井近くの壁にもあっという間にカビが生えてしまいます。さらにお気に入りの壁紙やクロスにもカビが大量発生してしまうことも…。
そんな梅雨の強烈な湿気と長く付き合ってきた沖縄県民は、この時期の除湿対策だけはお金や手間をかけてでもしっかりとやらなければいけないことを良く知っています。
壁やクロスにできたカビはオスバンSがおすすめ
壁やクロスにできてしまったカビ掃除におすすめなのが、ドラッグストアでも購入することが出来る「オスバンS」です。
オスバンSは医薬品でもある殺菌消毒剤で、カビ取りにも使えますが湿気がこもったことで感じるあの嫌な臭いも除去してくれる効果があります。
沖縄県民は最も安く手に入る時期に除湿器を買う

梅雨シーズンになると除湿器が手放せなくなることを良く知っている沖縄県民は、出来るだけ安く購入できるタイミングで除湿器を買います。
沖縄の梅雨は、5月のゴールデンウィークが終わってしばらくすると始まります。
昔から沖縄ではゴールデンウィーク中に行われる那覇ハーリー(爬竜船競漕大会)が終わると梅雨が始まり、糸満ハーレー(那覇ハーリーの約1か月後に開催される糸満市の爬竜船競漕大)が始まると梅雨明けするといわれています。
そのため沖縄では、ゴールデンウィーク中は除湿器の買い替えの最終タイミングです。
除湿器が最も安く購入できるのは2月頃
除湿器は毎年3~4月頃に新商品が発表されます。そのため「今年の新モデルが出るのを待ってから検討しよう」という人も多いはずです。
ということは売り手側の店としては、「ここで売り上げを上げたい!」と思うのは当然です。
ですからこのタイミングで除湿器を購入すれば、値引き幅もかなり限られてしまい家系にとってはかなり厳しくなります。
逆に新商品が発表される前の2月頃というのは、まだ除湿器よりも加湿器の方に目が行きがちです。
しかも商品の入れ替えのタイミングが間もなく始まるため、店としてはできるだけ旧モデルの除湿器の在庫は減らしておきたいと思うのです。
でも最近の家電製品は、旧モデルといっても一般家庭で使うのであれば十分に高性能な機能がついています。
となれば除湿器が欠かせない沖縄にとってみれば、このタイミングが最も安く除湿器を購入することが出来ということになります。
ですから「除湿器が壊れた!」という人以外で除湿器の買い替えを検討しているのであれば、絶対に2月がおすすめですよ!
家を留守にする時もちょっとした心がけで湿気対策!
湿気対策といっても、本当に気を付けなければいけないのは家を留守にしている時なのです。
家に誰かがいる状態であれば、室内の湿度が上がっていることを肌で感じることが出来るためこまめに対策をすることが出来ます。
でも留守中の家の様子は、さすがに誰にもわかりません。でもその間にも湿気の脅威はジワジワと家の中に入り込んできます。
朝の換気を心がけるだけでも効果はある
朝から雨が降っていると家を出る前に一度も換気をせずに、そのまま出かけてしまったりしませんか?これって梅雨シーズンの湿気対策としては最悪なんですよ?
とにかく湿気による室内のカビ対策には、空気の入れ替えが一番なのです。
朝起きてから出勤するまでのわずかな時間であっても、空気の入れ替えをするのとしないのではかなりの差が出ますよ。
濡れた傘を玄関に置くのは湿気対策としては最悪!
雨の日が続いてしまう梅雨シーズンは、雨傘が手放せなくなりますよね?でも濡れた雨傘をどこに仕舞っていますか?
もしも「濡れたままの雨傘を玄関の中の傘立てにおいておく」というのであれば、湿気対策としては最悪です。
これではいくら除湿器を使って室内の除湿を完璧にしていたとしても、また湿気を増やすことになってしまいます。
アパートやマンションなど玄関前の通路が共有スペースになってしまっている場合も、出来るだけ濡れた傘は家の外において保管しておくのがおすすめです。
最近はコンパクトな傘立てもありますので、これをきっかけに傘立てを買い替えてみるのもいいかもしれませんよ!