
ウチナータイムという言葉をテレビなどで良く耳にする事が増えてきました。皆さんのウチナータイムへのイメージはどのようなものでしょうか?待ち合わせに遅れて来るだったり、だらしないなどいろいろなイメージがあるかと思います。実際の沖縄でのウチナータイムとはどのようなものなのでしょうか。
ウチナータイムは親しい仲間内だけ
実際に沖縄で生活していると、ウチナータイムという言葉はよく聞きます。そして、沖縄県民同士の仲の良い友達同士で待ち合わせをすると遅れてくる方が多い傾向にあります。
どれくらい遅れてくるのは人により違いますが、15分~1時間程の遅刻が多いかと思います。もちろん沖縄県民皆がそうではなく、一部の方は時間通りに来ます。
そして、何よりウチナータイムが通用するのは親しい間柄だけという事を覚えておきましょう。会社へウチナータイムで出勤なんてもってのほかです。
お酒の席では特に多い
沖縄では飲み会がよく行われいますが、親しい間柄で行われる飲み会は当たり前のように遅れてくる方が多くいます。
沖縄の居酒屋は深夜遅くまで空いているところも多いこともあって、夜は長いのでそんなに慌てて集まらなくても…という考えの方も多いようです。
そして、そのような文化が当たり前のように根付いている沖縄ではちょっとやそっと遅れたくらいで怒る人もあまりいません。
さすがに二人だけでの待ち合わせで30分以上待たされると「おっそーいッ!」とツッコミたくなりますが、怒り狂う人はいません。
テレビの影響によるウチナータイム
テレビで沖縄出身の有名人が仕事にも遅れて行くと言っている方がたまにいらっしゃいますが、あれはその人がただだらしない人なだけで、沖縄県民の多くは仕事とプライベートはわきまえています。とはいっても、工業系の仕事をしている方はウチナータイムの方が多いような気もします…。田舎にいけば行くほどその傾向が強くなる印象です。
沖縄の人は温厚な人が多く、ゆっくりと流れる時間を急がずに生きて行こうというスタイルの方が多いので、ウチナータイムという言葉があるのかもしれません。
都会で慌ただしく生活している方の多くはそのスタイルに憧れて沖縄へ移住する方も多くいます。日々慌ただしい生活をしている方はウチナータイムから見習わないといけない部分があるかもしれませんね。